情況への発言5〜自民残党・貧困格差教育〜

情況への発言5

1.
目下、自民党は融けていっています。しかし、一旦事があれば、二つに割れます。
ひとつは、民主党にスリよる部分、もうひとつが意固地になって保守と言う亡霊を
担ぐ部分。
(勿論 総選挙では、自民党は敗北しています。)
保守と言う亡霊を担ぐ部分には、今から要注意です。自分たちの無能が解かっているのかどうか
しりませんが、とにかくキチンと保守と言う亡霊を担ぐ部分と対応できるようにマスコミとかコメ
ンテーターは、知力を鍛錬しておくべきです。
恐らく、こうした部分は、タモガミとかの連中とねじれた(歪んだ)姿でつるむだろう。そして「美しい
日本」と言う賞味期限がとっくに切れた腐った言説ともドッキングがあるだろう。
この潮流は、「日本のナショナリズム」的なものと通底し我々の内部に心的にあるものだけにキチンを押
さえておかないと、やっかいと思っています。

「日本のナショナリズム」的なものの心象とは、
<日本では今でも壁が存在しない。故郷の家屋は今でも多くは木と紙で出来ている。家のなかもふすまや障子と
ふすまと言った仕切りがあるにあるが、それは普段は開け放たれてある。そのため個人と個人のあいだには目に
見える壁が存在しないししすべてが可視的なのだ。なのに人は自分を表に出そうとしない。他者に対して一定の
距離を置いている。しかし、それは、他者に対する敬意の表れなのだ。
同じく、人は内気で控えめで他人とは波風をたてないように努め、いつでも問題がおきればまるくおさめようす
る。等々>〜立松和平〜です。
そして今まで
ボクらは、自分を抉り出してこうした「日本のナショナリズム」的なものを困難を交えながら掘り下げていなかっ
たのです。だから・・・・・キチンと押さえておかないと、やっかいと言うことです。

2.
貧困と格差
今の解雇など切迫した情況は、全部政治の貧困です。反乱も動乱も打倒内閣デモも起こらないことは、ボクらの非力のせいでもある。
今の政治空白についても、ボクも他の人もたくさん発信しています。
貧困、解雇、公共事業など、財政出動が至急不可欠です。
電線を地下に埋めなければならないし、古い橋も修理せんといかんし、古いくて耐震でない公的建物は立替修理工事をおこなわない
といけない。財源を確保して金融不況対策として、雇用対策として既に、行われていなければならない事です!特に電線の地下化は、
ボクが強調している工事です。(こうしたことは、与党や野党と言うことではなくて、意見を交えれば合意できて行うべきこと!)
こうした切迫した情況対応とは別途に、貧困と格差について、洞察する為の解決に向けての仕組み作りの作業行わなければなりません。
今のマスコミのようにヒステリックに派遣切りや人員整理を垂れ流していても、しかたがありません。
ボクらの考えでは、
格差の解消や是正は、教育の切り口が一番大切であり、貧困・格差・教育がリンクした問題解決の仕組みを問わなければなりません。
詳しくは言うスペースはありませんが・・・
例えば教育についてでは、
「義務教育」で、どんな風に憲法に記載されておるのか? で更に(公)教育が社会資源であると言うことは、教育を受けた人は、どう
その実績成果を社会に与えると言うこ
となのか? こうしたことを必須とした「教育」を礎にした問題解決を洞察しての仕組み造りを、考えなければなりません。
もうひとつ、英語を低学年から教える事が流れのようですが・・・。
これは間違いです。これまでの英語の学習し方(日本での教育し方)が、どれだけ間違っていたかも批判的に総括しないで、子供に
教えても、日本の英語学校を補完するだけだ。
例えば、フィンランドの英語の学習し方(学校の授業)を少し検証すれば、日本での英語の学習のし方がどれだけ使い物にならない
か分かることです。