感想

いままで知らなかった事で、ため息をついた。
いままで思い至らなかった事で、失意になった。

どこかに異質さをただよわせた煩雑な障害者共同作業所で、
君が造ったガラスのバイオリンのようなコーヒーカップ
ボクらに見知られないようなぬくもりを幼稚さの中に湛える。

くもりないと想っているボクの洞察力は見えない。

これって、おかしい?−作業所職員も、地方行政も、厚生労働省もおかしい−
君への関わりは、「規則」と言うラベルが幾重にも貼り付けられていたりして・・・・

今 言いたい事は、山ほどある。
今 発言できる事はなく、あらゆる事が未醇なまま、置いてきぼり。

夜暗、ボクの懐中電灯で、壊れた玩具を捜し、みんなが信じている
有効を剥がしてゆくまでだ。