43歳の新人さん&7月20日付 朝日新聞 (朝刊)

7月10日に43歳の新人さん(男性)が新たにお見えです。
予想どおり 利用者仲間からの波紋が生じました。

新人さんは、一般企業就労が挫折して、しばらく無断放浪のち
一応の面接を経て、目下試験期間として来ています。
(試験期間の後、本人の意思、希望確認のち、当セクションの
新たな仲間となる事も・・)

新人さんや仲間の奥深い所の反響・波紋を想って描く?
目にした事象を、予断をまじえずに描く?
(・・・・簡単に描きつくせない・・・・)


新人さんいやってもらう作業レベルを、ハイクラスとすることにした。
日常会話可。作業スキル上。自分の意思はなんとか伝達可。
何が障害、、、?こころの傷 こころの暗部 心的障害
   (この新人さんくらい?の人に接すると、この人は此処へ来て
   そして何処へ行くのだろうなんとなく想う。そして 私も何処へ・・)

物の在り場所・便所の場所・タバコが吸える場所・売店食堂の場所などを
教えるのは先輩仲間たちの役割です。

昨日にて、当セクションの一員の意思確認があった。

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7月20日付 朝日新聞 (朝刊)の社会面に
“自立支援法施行3ケ月 対所者続々 自立と逆行 「負担増 障害者にズシリ」”
の記事が載っていた。

抉ってほしいのは、いろんな作業所施設での作業自体を福祉サービスとみなす事の弊害を
改善する事を訴える事です。
工賃を上げる(賃上げ改善に向けて実績的にも努めている)作業所施設は、利用者の福祉サービス利用料を
ゼロにする事です。とか、なんとかならんのでしょうか?

例えば
年間で2%の賃金上昇とか、過去2年間クリアしたら、当年(3年目)は、ゼロを実施するとか考えたら出来ると思う。
実施初年度とその次の年度は移行試験期間としてゼロ円にしてスタートする。

(私の小さな既知では、これまでのいろんな事情、都合で障害者は工賃から引かれて(=自己負担→積立金など)、
工賃の金額がそのまま手に渡ることは、本当に少ないです。それさらに、新法律新制度ができたからと取ることが、逆行。)

そうしないと、記事のとおり現状では、工賃より自己負担が多い逆転現象が起きるし、それを補う市町村の特例措置が
いつまで続くのかと不安にもなる。