中央公論3月号 特集:厚生労働省という犯罪

中央公論3月号
特集:厚生労働省という犯罪
「官僚の共同体化が国を滅ぼす」堺屋太一著 を読んだ。
良かった。(タイトルからして、善い!)
厚生労働省と言う犯罪」の原因の説き起こし方も、具体的方策も箇条書きで示されている点でも、優れている。
皆さんも、関心がお有りの方は、どうぞ。 一押しです。
だた、
「市場原理の導入」と言うことばで言い表されていた具体的方策の一つですが、一般マスコミでは現状の不況感の後押しもあって、
すぐさまネガディブに流れているので、真意が間違って受け取られてしまうのではないかと・・・チョットどうなのかなと心配し
ていますが。
それはそれ。
例えば 紹介させていただくと・・・
<医者不足の真の原因>として、堺屋氏は、わかりやすい例として述べてくれています。

それまで、日本一の出産数日本一の横浜の堀病院で、産後お肥立ちが悪くて生後2ヶ月で
赤ちゃんがなくなった事件があった。
事件を調べてゆくと、看護師の内診が常態化していた。これは法的にはなんら問題なくOKだった。また産婦人医会も看護師の内診
を認めるべしとの見解だった。
また、堀病院と堀病院長宅の捜査行われた。
そうして
厚生労働省は、助産会らの意見を入れて2002年に、看護師の内診禁止の「通達」を出した。
しかし実際、
お産は、いつ始まるのか分からない、深夜に産気づくかもしれない。
で、こんなバカバカしい危険で負担の多い産科を・・・
多くの病院が閉診した。                  とのことです。

***

今日的には、これに加えて付随的に格差拡大→未診療のお産の問題や、事故の訴訟の問題など付いてきているようです。
ボクは、いわゆる「通達」なるのもが・・・
共同体化し=退廃した厚生労働省の連中が、理不尽に出されていることに憤慨です。
ボクらといえば、悪法と退廃した(厚生労働省の)連中の障害者福祉に関しての「通達」の狭間で、これらのお陰で
崩壊しかけている体制(檻)の中で・・・
腰痛という爆弾をかかえながら、利用者ともにあると言うべきか。


(日々、マスコミのニュースで連中の後手後手の不甲斐ない対応を見ていて、本当に情けない〜!)