○ワンポイント


意外に多いのが最初から頭から援助することしか考えないケースです。
そうではなくて、まず利用者に自分でやってもらう、とりあえず自己流であろうと、いろんな工夫をしてもらいます。またして欲しい・・・
(職場にあと入りの私としては・・、ここでまず多くの抵抗と反発に出会う。あれって感じ・・→多くの先輩職員や親の多くが、これまでズート職員が援助すること介助することを、当然と自分達の頭に刷り込んでしまって、日々の利用者との関わりが行われてきています。)

頭から<援助することしか考えない>援助が行われている今となっては、その利用者のどんな点を援助介助して欲しいのかと職員がどんな点を援助介助するのか、一致点を、改めて探る模索する、追及して発見しなければなりません。(←これは、言うほど簡単ではなくて、徒労と困難な作業となります。我々の施設のように知的障害者においては、難しい。)
いわば、振り子時計の振り子を、一旦今の右から初源の左も戻すように・・・
? まず自分でやってもらう、とりあえず自己流であろうと、工夫してもらう事。
その上で
? 利用者はどんな点を援助介助して欲しいのかと職員はどんな点を援助介助するのかを、探り一致点を見出することです。
順番が自立を促すには、大切

従って
職員は、週何回かは、<頭から援助することしか考えないケース>から脱却して自立して、一人ひとりの利用者の援助介助について(=有り様の総体を)??の順番に、自問自答し、利用者(知的障害者)との意思の疎通を図ることが肝要です。

利用者が知的障害者なので、?における一致点は無理で不可能、とりわけ利用者からどんな点を援助介助して欲しいのかの意思表示を、知ることも、そうした面の意思の疎通も不可能との考えが一部にあるやもしれません。
しかし
そんな風に無理や不可能と考えてしまうのは、職員の力量不足です。
そう考えてしまうのは、実感的には、(利用者の同じ方向の)目線の欠如です。
こころの力量不足です。
(同じく、実感的には、日々利用者との関わりをこうした視点で毎日愚直に行うことで微妙に、**かも知れないと言う感じて、把握できるものがあるのです。)

こうした、初源に戻る関わりは、実は利用者にとっても、有り様の総体を揺り動かすものとして、身体能力改善、認知力の改善にも微妙に寄与していると、利用者を見ていて感じる点があります。(私は、こうのよに感じた点を、少しでも線にしたいと欲しています。)

要は、職員が知ったぶりを独りよがりで振舞わして<頭から援助することしか考えない>では、利用者のいろんな回復復元能力の芽を摘み取る結果にならないように、しなければならなと言うことです。